シリコン系塗料の特徴って何?
シリコン系塗料とは
シリコン系塗料は耐用年数も長く、コストパフォーマンスも抜群です。
シリコン系塗料は、約600℃に耐える高耐熱性があり、耐水性・対候性に優れ、汚れを寄せつけない特性をもつなど耐久性に優れています。
また、外壁塗料の美しい光沢は経年劣化によって失われていきますが、シリコン系塗料は光沢保持率も優れているので、美しさが長持ちします。
欠点としては品質が良くなる分、施工時に費用がかかることです。
また、やや付着性に劣るという点が挙げられますが、高級感や断熱性といった特別な機能を求めない方にとっては最適な塗料と言えます。
シリコン系塗料のメリット
一番のメリットは品質が良いのに価格が手ごろなことです。
1回の施工時にかかる費用はウレタン系塗料などと比較すると高いが、耐用年数が長くなるので、住宅にかかるライフサイクルコストとして考えると、圧倒的にシリコン系塗料の方が安いのです。
シリコン系塗料のデメリット
一番のデメリットは、フッ素など高級塗料と比べて、ひび割れを起こしやすい点です。
また、ものをはじく性質があるため、次回重ね塗りをするときに密着が悪くなるという点や、低粘度のため顔料が沈澱しやすいこともあります。
シリコン系塗料にはさまざまな種類があり、それぞれに異なった特性があります。
いずれの種類についてもシリコン含有率によって耐久性や性能が大きく異なるので、シリコン系塗料を選ぶ際にはシリコン含有率にも注目しておくのがオススメです。
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