外壁塗装で人気の色 TOP7|色選びのポイントや失敗しないためのコツを紹介!
いざ外壁塗装を行おうと思うけれども、どんな色にしたら良いのか?どんな色が自宅に合うのか?と頭を悩ませてはいませんか?
今回は、私たちがこれまで工事してきたお客様の実績データから、外壁塗装で使用された色をランキング形式にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
さらに、色を決める際にどのような点を重視したのか、単色(1色)とツートン(2色以上)ではどちらの方が人気なのか?など、色決めに際して気になるポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
※本記事で掲載しているランキングおよび集計データは、弊社(株式会社ソウシン)で過去に施工したお客様の実績データより集計・算出したものとなります。
目次
みんなが選ぶ!外壁塗装で人気の色 TOP7
■外壁塗装で人気の色 TOP7
- ベージュ:優しさ、上品さ、ナチュラルな雰囲気、落ち着きを演出
- ホワイト(アイボリー):清潔感と明るさを兼ね備えた定番色
- うすグレー:落ち着いた雰囲気とモダンな印象を与える
- ブラウン:温かみと自然な風合いをもたらす
- ネイビー:洗練されたクラシックな雰囲気
- 桜色(うすピンク):優雅で女性らしい印象
- グリーン:自然を感じさせる爽やかな色合い
外壁塗装で最も人気を誇る色はベージュ系です。その柔らかなトーンやアイボリー系と同様に基本的にどんな色調にも調和する特性から、外壁色の選択肢において安定感抜群ですね。
最近では、ネイビーやブラックも注目を集めていますが、これらの色は家の構造やサッシの色など、総合的なバランスを考慮する必要があります。外壁の色だけでなく、全体の配色を検討することで、理想的な外観を実現できるでしょう。
どうやって決めた?外壁の色選びのポイント TOP5
さて、外壁の色を選ぶ際、みなさんはどのような基準で選んでいるのでしょうか?直接お客様にヒアリングした結果、以下がそのポイントです。ぜひ参考にしてみてください。
■外壁の色を選ぶ時に気にしたポイント
- 汚れが目立たない色
家の外壁は風雨や大気の影響を受けるため、汚れが目立たない色を選ぶことが多いようです。特に真っ白い外壁は憧れの一色でも、汚れが気になる方が多いようですね。
- おしゃれな色
外観は大事な要素。おしゃれでスタイリッシュな色を選ぶことで、家全体の印象をグッと引き立てます。
- 飽きない色
外壁の色は長い期間変えることができないため、飽きずに長く住み続けられる色を選ぶことが大切です。
- ご近所と調和する色
住宅地では、周囲の家々との調和も考えなければなりません。過度な個性よりも、周囲に溶け込む色を検討することが一般的です。
- ご近所にはない色
逆に、他の家と差をつけたいという方も。個性的な色を選ぶことで、自分らしい住まいを演出できます。
やはり、外壁の色選びの中で最も重要視されるのは、「汚れが目立たない色」。多くの奥様方が「真っ白い外壁」に憧れつつも、実用的な視点からアイボリーやベージュといった色合いを選ばれる傾向がありますね。
単色 vs. ツートンカラー:外壁塗装の選択傾向
弊社での外壁塗装工事の実績を分析したところ、単色とツートン(2色分け)の比率はそれぞれ7割と3割でした。
この結果の主な理由は、「単色の方が安定感がある」という声が多く挙がっています。外壁塗装は数年に一度のメンテナンスであり、多くの方が「失敗せずにシンプルな色合いで仕上げたい」と考えているようです。外壁塗装は一般的に高額な作業となるため、できる限りリスクは背負いたくないということなんでしょうね。
単色とツートンカラーの特徴比較表
メリット(特徴) | デメリット | |
単色 | シンプル 家が大きく見える 失敗のリスクが低い |
地味に見える |
ツートン | おしゃれ 個性的 立体感が生まれる |
失敗のリスクが高い |
【関連記事】外壁をツートンで塗り替えを検討の方必見!
➡︎ツートンカラーの外壁塗装で成功している家の5つの共通点!なぜあの家はおしゃれに見えるのか?
外壁の汚れが目立たない理想の色は?
外壁の汚れが目立たない理想の色は、ベージュ系やアイボリー系です。これらの色は地面や大気からの埃や汚れが目立ちにくく、日常的な汚れが比較的目に付きにくい特徴があります。
また、黒やネイビーなどの濃い色も汚れが目立ちにくいですが、逆に時間が経つと色あせが目立つことがあります。一方、白(ホワイト)は汚れが目立ちますが、色あせが一番目立たない色です。
以下に、色によるメリット・デメリットをまとめましたので、外壁の色選びの際の参考にしてください。
■色によるメリット・デメリット
汚れ | 色あせ | |
白 (ホワイト) |
目立つ | 目立たない |
薄い色 (アイボリーやベージュなど) |
目立ちにくい | 目立ちにくい |
濃い色 (黒やネイビー) |
目立たない | 目立つ |
※外壁が汚くなったと感じる1番の要因は「色あせ」によるものです。
このような特性から、アイボリーやベージュ系の薄い色が、外壁の汚れや色あせが平均的に目立ちにくい理想的な選択とされています。
どの色を選ぶかは建物のスタイルや個人の好みによるものですが、こうした色によるメリット・デメリットを考慮しながら外壁色を決めていくこともポイントの一つですね。
色によって塗料の耐久性は変わるの?
続いては、色によって耐久性や耐用年数(塗料が持つ年数)に変化があるのかについて考えてみましょう。
結論から言うと、色によって耐久性や耐用年数が大きく変わるわけではありません。
厳密に言えば、塗料の成分や色による光の反射率の関係上、濃い色の塗料がわずかに早く劣化することがありますが、その差は体感できるほどのものではありません。ですので、色による耐久性や耐候性の違いはほとんど考慮する必要がありません。
ただし、濃い色は外壁の色あせが目立ちやすい傾向(チョーキングが白い粉のため)があるため、外観の美観を維持するためには他の色より早い段階での塗り直しが必要となるケースもある点は留意しておきましょう。
色によって工事価格は変わるの?
外壁の色によっては塗装工事価格が若干変わることがあります。
具体的には、外壁の色がアイボリーやベージュなどの薄い色で塗り替える場合には、特に問題はありません。しかし、黒やネイビーなどの濃い色や鮮やかな色味を選択する場合は、使用する塗料の価格が一缶あたり数千円ほど上昇することが考えられます。そのため、トータル的な工事費としては数万円程度上昇することがあります。
また、ツートンで外壁を塗り替える場合も、それぞれの塗料を必要な分だけ発注する必要があります。このため、単色で塗り替える場合に比べて数千円から数万円程度、工事価格が上昇するケースがあります。
これらは塗料の種類や特性(水性・油性)などによって変わりますので、ツートンやこだわりの色での塗り替えを検討されているようであれば、事前に見積もり業者に相談しておくのが良いでしょう。
まとめ:外壁の色選びで失敗しないための3つのポイント
さて、今回は外壁塗装の色について解説してきました。最後に、具体的に外壁の色を決めるにあたり、失敗しないための3つのポイントをお伝えしておきます。
- A4サイズの板見本で色を確認すること
塗料カタログなどに乗っている小さなカラーサンプルで選ぶと失敗します。塗装業者さんからA4サイズの板見本(一枚1,500円程度)を塗料メーカーから取り寄せてもらい色を確認するようにしましょう。
- 室内ではなく屋外で色を確認すること
室内で色を確認すると、電球の色が干渉して色を見誤ります。色を決める際は必ず外に出て、外壁に立てかけるなどして、同条件で確認するようにしましょう。
- 朝・昼・夕、3つの時間帯で色を確認すること
屋外で色の確認をする場合も、早朝・昼間・夕方で外壁の色味が変わります。必ず3つの時間帯で外壁に板見本を立て掛けてみて遠目から確認してください。
A4サイズの板見本が欲しいという方は、有料ですが各塗料メーカーに直接発注すれば入手することが可能です。
福岡県にお住まいの方であれば、当社で過去に使用したA4サイズの板見本を複数枚取り揃えていますので、見積もり作成時に無料でお貸ししています。お気軽にお問合せください。
その他、色に関するお悩みやご相談、ジョリパットなどの特殊な美観の外壁塗装でお悩みの方など、色々なアイデアやプロならではのご提案をさせていただいてますので、お気軽に当社へご相談ください。