外壁塗装の相見積もりの取り方|3項目の内容を揃えることで比較が楽になる
外壁塗装では、「相見積もりを取れば安心」と思っている方も多いかもしれませんが、実際は相見積もりを取るだけでは十分ではありません。重要なのは、どのように相見積もりを取るかという「取り方」いです。
「多くの見積もりを取ったけれど、どの見積もりが良いのか分からない…」という方は、大抵の場合見積もりの取り方がうまくいっていないのです。それぞれの業者から出てくる見積もり内容が異なるため、比較が難しくなっているのです。
では、どうすれば見積もりの比較が簡単になるのでしょうか。それは、見積もりの条件を揃えることです。
今回は、失敗しない相見積もりの取り方と条件の揃え方について詳しく解説します。本記事をそのまま実践していただければ、面白いように見積もりの比較が楽になり、どの見積もりが本当に良い見積もりなのか、簡単に判別がつくようになります。
【関連記事】
目次
相見積もりを取る際に必ず揃えておくべき3つの条件内容
相見積もりを取る際には、必ず以下の3つの条件内容を揃えておきましょう。
- 塗料グレード
- 塗装範囲
- 補修箇所と内容
これらの条件は見積もりの価格や工事の品質に大きく影響する重要な要素です。
少し難しく感じるかもしれませんが、これらの条件を揃えさえすれば、その後の見積もり比較がかなり楽になりますので、しっかり理解して各塗装業者に伝えましょう。
1. 塗料グレードを揃える
すでにご存知の方も多いと思いますが、塗料にはいろいろな種類があり、どのグレードの塗料を選ぶかによって耐用年数(塗装の持ち)も変わり、それによって工事価格も大きく変わってきます。
- ウレタン・・・約5〜7年
- シリコン・・・約7〜12年
- ラジカル・・・約8〜13年
- フッ素・・・・約12〜15年
- 無機・・・・・約15〜20年
通常、業者はお客様に塗料を指定されない限り、それぞれの業者がおすすめしている塗料で見積もりを行いますので、塗料はバラバラ、価格もバラバラで比較ができません。ですから、必ず塗料のグレードを揃えてから見積もりを取る必要があるのです。そうしないと価格比較ができません。
どんな塗料が良いか、違いや種類を知りたい方は別記事で詳しく解説していますので、そちらを参考に選んでみてください。
2. 塗装範囲を揃える
続いて塗装範囲についても同様に、「どこまで塗るのか」を決めて見積もりしないといけません。外壁と屋根はもちろんのこと、雨樋や雨戸、軒裏天井、破風板、外塀、ウッドデッキなど、塗装可能な部位は家にはたくさんあります。
これらの部位を塗るか塗らないかによって工事価格も大きく変わりますので、事前に塗装範囲をしっかり業者に伝達した上で見積もりを依頼するようにしましょう。
お住まいの部位については別記事で詳しく解説していますので、そちらも参考にしてください。
3. 補修箇所と内容を揃える
最後に、補修箇所とその内容についても統一する必要があります。外壁塗装は単に色を塗り替えるだけではなく、傷んだ箇所を修復し、さらなる損傷を防ぐためのメンテナンスも含まれます。
たとえば、サイディングやALC外壁の場合はコーキング目地の補修が必要ですし、モルタル壁ではひび割れの補修が必要です。また、古い家では雨樋の破損や軒裏天井の剥がれなども補修が必要なことがあります。
これらの補修箇所をどの程度修復するか、どのような方法で修復するかを明確にしてから見積もりを依頼することが大切です。各業者の見積もりがバラバラなら、その差が補修内容の違いによるものなのか、ただ価格だけの違いなのかが分かりづらくなります。ですので、事前に補修する箇所とその内容をしっかりと整理しておくことが必要です。
コーキングに関しての情報は別記事で詳しく解説してますので、そちらを参考にしてください。
まとめ:外壁塗装の相見積もりの取り方
外壁塗装の相見積もりは非常に有効な手段です。しかしながら、見積もりの取り方を間違えると、単に時間と労力を浪費しただけの自己満足な行為でしかなくなりますので、本記事でご紹介した3項目の内容を揃えて、あとあと楽に比較が可能になる相見積もりの取り方を実践しましょう。
株式会社ソウシン(福岡市)は、おかげさまで創業15年を迎えた外壁塗装専門店です。一級塗装技能士の自社職人による直接施工をモットーに、高品質・低価格を実現しています。お見積りや建物診断も無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。
なお、初めてお見積もりを取られる方でも安心していただけるよう、塗装の基本的な情報もしっかりとご説明し、お客様にあった塗料や必要な補修箇所、工法などもアドバイスさせていただいてますので、メールや電話でお気軽にお問合せください。
\福岡市、北九州市を中心に各地域で実績あり!/