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外壁塗装見積書の騙されないための8箇条!注意点を初心者でも理解しやすく解説

外壁塗装見積書の騙されないための8箇条!注意点を初心者でも理解しやすく解説

 

 

外壁塗装の見積書は、初心者にとって見方や読み方が難しいものです。

 

そこで今回は、見積書の重要性と、騙されないための8つの必須チェックポイントを詳しくご紹介します。しっかり確認して、信頼できる見積書から優良な塗装業者を選びましょう!

 

 

こんな方におすすめ!
  • 外壁塗装工事の見積書の重要性を理解したい。
  • 悪質な業者から身を守るために、見積書に含まれるポイントを学びたい。
  • 見積書の内容や表記について具体的な例を知りたい。
  • 良識ある優良な塗装業者を選ぶための指針を知りたい。

 

 

 

見積書の役割と重要性について

見積書は、実際に契約をした場合の工事内容と、それにかかる費用を明確に示しているものです。特に外壁塗装では、見積もりの内容が実際の工事にそのまま反映されることが多いため、口頭でのやり取りではなくしっかりと書面で残すことが重要となります。

 

 

また、見積書からは業者の姿勢や取り組み方を読み取ることも可能です。

 

面白いことに、雑な見積書を書く塗装業者というのは、きまって工事も雑なものです。一方、細部にまで詳細が書き込まれた見積書は、やはり工事も細かく丁寧な業者が多いんですね。つまり、お客様の目線に立ち、一生懸命お客様のために時間を費やしている証拠でもあるんすね。

 

 

このように、見積書はただ単に工事の内容や費用を確認するためのものと考えられがちですが、じつはその業者の仕事に対する姿勢や取り組みなど、さまざまな情報を読み取ることが可能なのです。

 

 

 

こんな見積書は要注意!外壁塗装で騙されないための必須8箇条

 

続いて、このような見積書はダメ、という例をいくつか紹介していきます。

 

以下で挙げた8つのポイントは、良識ある塗装業者であれば絶対に作成しない見積書ですから、1つでも該当するようであれば、その業者に工事を依頼するのは避けるようにしましょう。

 

  1. 足場が含まれていないか、または足場料金が不透明
  2. 坪単価での見積もりがされている
  3. 使用する塗料名・メーカー名が記載されていない
  4. 塗装範囲が曖昧で具体的に記載されていない
  5. 工程数(何回塗りか)が明記されていない
  6. 極端な値引きがされている
  7. 期限付きの条件値引きがある
  8. 見積書に一式表記が多い

 

それぞれ補足していきます。

 

 

 

1. 足場が含まれていないか、または足場料金が不透明

外壁塗装工事では、「足場の仮設」は法令で定められた必須項目ですので、足場項目を必ず確認しましょう。

 

また、「足場無料」という表記は本来あり得ませんので、注意が必要です。後から追加請求されることもあるので、足場料金については事前にしっかり確認しましょう。

 

なお、足場の単位は平米数(㎡)です。足場の平米単価は業者の業態によって異なりますが、一般的には600〜1,500円程度が相場です。

 

 

 

2. 坪単価での見積もりがされている

屋根や外壁の面積を「坪単価」での見積もりがされている場合は要注意です。

 

最近では坪単価で見積もりしている業者も見なくなりましたが、念の為注意しましょう。坪数は床面積のことで、塗装は外壁や屋根の面積ですから、まったく関連性のない単位になります。

 

ですから、見積書が坪単位で積算されている時点で、その見積書は信頼性に欠けています。

 

 

 

3. 使用する塗料名・メーカー名が記載されていない

塗料の商品名や、メーカー名が見積書に記載されていない場合は要注意です。

 

外壁塗装工事ではどのような塗料を使用するかで、工事の品質や価格が大きく変わってきます。よくあるのが、「シリコン系塗料や「フッ素系塗料」といった塗料グレードのみの表記で、具体的な商品名やメーカー名を明記していないケースです。

 

同じシリコングレードの塗料でもその性能や価格はピンキリですから、一番安いシリコン塗料を使用されてしまう可能性もあるわけです。悪質な業者に騙されないためにも、必ず塗料名とメーカー名は確認しておきましょう。

 

 

 

4. 塗装範囲が曖昧で具体的に記載されていない

「どこを塗って、どこを塗らないのか」という塗装する部位が見積書に明記されていない場合も注意が必要です。

 

外壁塗装で多いのが、「塗る・塗らない」トラブルです。このトラブルは、工事後に発覚するケースがほとんどで、工事前に業者と打ち合わせしていない、もしくは書面で残していないことで起こります。そのため、業者と現場で確認した上で見積書にしっかり明記してもらうことがトラブル回避の最も有効な手段となります。

 

例>破風板や雨戸、雨樋、鉄格子、小庇、軒裏天井、ベランダ手すり、木部、水切り、外塀、ウッドデッキなど。※アルミ製品は塗装ができない

 

 

 

5. 工程数(何回塗りか)が明記されていない

工程数が見積書に明記されていない場合も要注意です。

 

通常は下塗り・中塗り・上塗りの3工程(3回塗り)仕様です。塗装の回数が少ないと、塗料本来の性能が発揮されず、早い段階で不具合が発生します。

 

屋根・外壁・その他の付帯部を何回塗るのかを必ず確認し、明記してもらうようにしましょう。各工程で使用する塗料名なども一緒に記載してもらうとなお良いでしょう。

 

 

 

6. 見積書に一式表記が多い

見積書に「一式」表記が多い見積書にも注意が必要です。

 

一式表記が多い見積書はザックリとしたどんぶり勘定のことが多く、後から追加請求されたり、塗料が足りずに手抜き工事をされる危険もあります。見積書すらまともに作れない、もしくは作ろうとしないような業者は、やはり工事も適当なのです。

 

 

 

7. 極端な値引きがされている

数十万円の値引きや半額になるなど、極端な値引きがされている見積書は要注意です。

 

大幅な値引きがされている見積書は、そもそも最初の段階での見積もり金額が高く設定されていることが多く、そこから大幅に値引きしてお得感を演出しているだけです。値引き前の見積もり金額の妥当性をしっかりチェックすることが重要です。

 

あと、安いには安いなりの理由があるということです。赤字を出してまで工事する業者などいるわけはありませんし、どんなに得したなと感じても、得をしているのは結局業者の方なのです。むしろ、その金額で本当にきちんとした工事ができるのか?と心配するべきなのです。

 

 

 

8. 期限付きの値引きがある

「いつまでに返事をいただけるならこの値引き金額で工事します」といったような期限付きの値引きがされた見積書にも注意が必要です。

 

これは訪問販売や電話営業を行っている大手塗装業者の常套手段で、結論を急がせて契約させようとする営業トークです。悪質になると、口頭で値引き金額だけ伝え、書面に一切残さないといった業者などもいます。

 

期限付きの値引き見積書は、お客様にとっては何一つ良いことがありませんので、絶対に断りましょう。

 

 

正しい外壁塗装の見積書の例

 

具体的にどのような見積書なら良いかの一例をあげてみますので、ぜひ参考にしてください。

 

細かく書き込まれた外壁塗装工事の見積書 例

※縦型見積書の一例

 

 

まとめ:外壁塗装見積書の騙されないための8箇条!

 

さて、今回は外壁塗装の見積書にフォーカスして、そこから読み取れる判断基準ポイントやダメな見積書の例をいくつか紹介してきました。

 

 

見積書は、ただ単に工事の内容や費用を確認するためのものと考えられがちですが、じつはその業者の仕事に対する姿勢や取り組みなど、さまざまな情報を読み取ることが可能なのです。

 

本記事で挙げた8つのポイントは、良識ある塗装業者であれば絶対に作成しない見積書ですから、もしも1つでも該当するようであれば、その業者には工事を依頼するのは避けましょう。

 

 

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