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外壁のコーキング補修は「増し打ち」「打ち替え」どちらが良いのか?

 

外壁のコーキング補修は「増し打ち」「打ち替え」どっちが良いの?

 

 

  • 「打ち替え」より「増し打ち」の方が費用が安いんだよなぁ…。
  • 「増し打ち」にするとデメリットとかあったりするのかな?
  • そもそも「打ち替え」と「増し打ち」ってどう違うんだろう…。
  • 結局どっちを選ぶのが正解?

 

 

コーキング(シーリング)に関するこのような悩みを抱えられた方のために、今回は外壁コーキングの工法の違いメリット・デメリット、そしてそれぞれの工法にかかる費用について解説していきます。

 

本記事を読んでいただくことで、自宅に最適なコーキングの補修方法が見つかり、工事後に後悔することなく満足いく外壁塗装工事に繋げられますので、ぜひ最後までお読みください。

 

コーキングについての基礎知識はこちら

 

 

 

外壁のコーキング補修は「打ち替え」が安心!

 

結論から申し上げると、外壁コーキングは「打ち替え」が安心です。

 

コーキングの打ち替えとは、既存のコーキングをすべて除去して、まったく新しいコーキングを充填(埋め込む)する工法のことです。

 

当然ながらコーキングがすべて新しくなるので、失敗のない一番確実な工法といえます。ただし、そんな「打ち替え」にもいくつかデメリットがあります。

 

 

打ち替え工法のデメリット

外壁目地のコーキング「打ち替え工法」のデメリットは以下2点です。

 

  • 傷んでいないコーキングまで打ち替える
  • 費用が高くなる

 

 

外壁のコーキングは、紫外線や熱、雨水などにより劣化していきますので、陽射しが強いベランダ面や南面の外壁などは10年もすると劣化してきます。しかし、北側の外壁や玄関のひさしがある場所などは日陰で雨も当たらないため、コーキングもほとんど劣化しないわけです。

 

「打ち替え」は、そういったコーキングの劣化如何にかかわらず、すべてを打ち替えてしまうという工法です。ですから工事後の不具合も少なく安心ですが、その分工事費用が高くなります。

 

積水ハウスや大和ハウスなどの大手ハウスメーカーでは、ほとんどのケースでこの「全面打ち替え」を実施しており、コーキング費用だけで30万円〜の見積もりをされることも珍しくありません。

 

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外壁コーキングは「増し打ち」補修でも問題ないのか?

 

外壁コーキングのもう一つの補修方法として「増し打ち」という工法があります。

 

増し打ち工法とは、悪くなっている箇所のみ除去して、その上から新しいコーキング材を補充する、非常に効率的な補修工法です。

 

表層は劣化していても、内部のコーキングはまだ十分に機能を果たしていることもありますので、それらを生かしつつ効率的に補修が行えますので、費用も「増し打ち」の約半分程度で行えるのが最大のメリットです。

 

ただし、どのお住まいでも「増し打ち」が出来るというわけではありません

 

 

増し打ちができる条件

まず、増し打ちが有効なのは、既存のコーキングがまだ完全に劣化していない場合のみです。

 

コーキングが浮いていたり、完全に固まってしまっている状態で増し打ち工事を行っても、効果は持続しづらく、早期に再補修が必要となる可能性があります。

 

また、外部要因や気候条件により外壁コーキングは劣化しやすいため、補修が必要な箇所が広範囲にわたる場合や、大きなひび割れが生じている場合は、増し打ちだけでは十分な効果が得られないこともあります。こうしたケースでは、増し打ちではなく打ち替え工事を検討するべきなのです。

 

 

増し打ちのリスク

増し打ち工法の一番難しいポイントは、補修(V字カット)すべき箇所の適切な判断です。

 

どこを撤去してどんな補修をするのか?という判断は、施工業者の経験や能力に大きく左右されますので、できる限り信頼できる塗装業者に依頼することが成功へのカギになります。

 

仮に、誤った判断のもと補修が行われると、密着性や耐候性に問題が生じ、外壁コーキングのひび割れ、亀裂、剥がれ、剥落などの不具合が早い段階で現れます。

 

費用を安く抑えたいからと「増し打ち」を選んだつもりが、逆に足場まで組んで再度「打ち替え」することになってしまうという最悪なケースだけは避けなければいけません。

 

ですから、適切な判断とプロの技術が求められる外壁コーキングの増し打ち補修において、信頼性のある業者を選ぶことが、無駄な費用や手間を防ぐポイントとなるわけです。

 

 

窓枠(サッシまわり)のコーキングは「増し打ち」推奨!

 

窓枠(サッシまわり)のコーキングに関しては、「打ち替え」ではなく「増し打ち」をおすすめします

 

■増し打ちが良いといわれる理由

 

  • 窓枠は、コーキングがそこまで劣化していないことが多い
  • 打ち替えすると、内部の防水シートを破ってしまうリスクがある
  • 打ち替えの場合、施工が下手(手抜き)だと雨漏れする

 

 

コーキングの寿命は約10年といわれていますが、サッシまわりは意外に劣化していないケースも多いのです。

 

さらに、「打ち替え」することでのリスクもいくつか考えられるため、基本的に雨漏れに直結するサッシまわりのコーキングは「増し打ち」が最も適切な工事と考えられています。

 

 

 

まとめ:外壁コーキングは「増し打ち」と「打ち替え」ではどちらが良いか?

 

最後に、外壁コーキングは「増し打ち」と「打ち替え」ではどちらが良いか?をまとめると

 

  • 確実性を求めるなら「打ち替え」
  • 増し打ち可能な条件であり、かつ信頼できる業者ならば「増し打ち」も検討してみる

 

といった感じです。あとは予算との兼ね合いもありますから、どこをどのように補修するべきか?を、信頼できる業者と打ち合わせすることが何より大切ですね。

 

 

株式会社ソウシンでは、お客様のお住まいの状態に合わせた最適なコーキング工法をご提案します!

 

 

福岡・北九州地区にお住まいの方であれば、私ども株式会社ソウシンの専門家が直接お伺いし、どのような工法がご自宅に最も適しているか、無料でご提案させていただいてます。

 

外壁コーキング工事のほか、屋根・外壁塗装、防水工事をメインに、創業から15年以上、地域密着・自社施工で多くのお客様に喜んで頂きながら日々頑張っています。

 

もちろん、ご依頼するかどうかはお客様にてご検討いただくとして、弊社から無理におすすめするような失礼なことは一切いたしませんので、安心してご相談ください。

 

 

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